北九州市の行政手続き
オンライン化に関する実証実験を開始
ウイングアーク1stと共同支援公共施設予約のDXを検証し、 GaaS事業のさらなる拡大へ
株式会社スマートバリュー(本社:大阪府大阪市、取締役兼代表執行役社長:渋谷 順、以下:スマートバリュー)は、ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤、以下:ウイングアーク1st)と共同で、北九州市の行政手続きオンライン化に向けた取り組みの一環として、公共施設のオンライン予約申請に関する実証実験を開始しましたことをお知らせいたします。ウイングアーク1stはデータ分析領域において、スマートバリューはオンライン予約申請に関するテクノロジー領域において、本実証実験を支援します。
本実証実験について
北九州市が管轄する体育館を対象とし、オンライン予約申請に関するシステムの提供と運営を2023年1月から3月末まで実施します。
公共施設の予約システムについては、これまでも一部の自治体では提供されていますが、利用者登録申請のために窓口へ行く必要があったり、特定スペースのみの予約など柔軟な貸出形態を選択することができなかったりなど、利用者にとって最適とは言えない面がありました。
本実証実験では、利用者登録をオンラインで完結ができる環境を構築し、柔軟なスペース選択が出来る機能を提供し、その利用状況や、利用者の受容度、そのほか利用者向けアンケートなどを通じて利用者の声を収集、分析することで、最適なオンライン予約申請システムの提供形態を検証してまいります。
今後について
スマートバリューは、全国300以上の地方自治体へCMS(※1)を提供し、地域の情報発信に貢献しています。
この顧客基盤を活かし、本実証実験を通じて、オンライン行政プラットフォーム「GaaS(Government as a Service)」の提供可能性を拡大し、より住民のウェルビーイングの向上、地域エンゲージメントの向上に資する新たなサービスモデルの構築を推進します。
また、本件のウイングアーク1stとの連携のように、他社とのアライアンスを積極的に進めていくことで、当社が掲げる「住民本位のオープンガバメント(※2)の推進」を更に加速させてまいります。
※1 CMSとは
「Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム」の略で、Webサイトのコンテンツを構成するテキストや画像、デザイン・レイアウト情報(テンプレート)などを一元的に保存・管理するシステムのことです。
※2 オープンガバメントとは
透明でオープンな政府及び地方自治体を実現するための政策とその背景となる概念のことで、(1)透明性、(2)市民参加、(3)官民の連携の3つを基本原則としています。
ガブクラについて
自治体向けCLOUD SUITE「ガブクラ」は、オープンガバメントの実現を推進します。オープンガバメントの実現要素である「政府の透明性(Transparency)」、「市民の参加(Participation)」、「官民の連携(Collaboration)」をプラットフォームサービスとして提供することでさらなる地域社会の持続的な成長と発展を目指します。
【政府の透明性(Transparency):地域情報プラットフォーム SMART L-Gov】
オープンガバメントにおける「透明性」を推進する自治体の情報発信クラウドソリューション。
自治体向けCMSを中心として、全国300以上の自治体に導入いただいています。
【市民の参加(Participation):オンライン行政プラットフォーム GaaS】
申請・手続きをはじめとし、行政サービスをデジタル化するオンライン行政プラットフォーム。
自治体DXを推進するサービスとして展開しています。
【官民の連携(Collaboration):データ利活用基盤 Open-gov Platform】
データ連携基盤と蓄積されたデータを利活用する各種アプリケーション・モジュールによって構成された「都市OS」のサービスプラットフォーム。公共が持つデータと民間が持つデータを連携し、その地域ならではのサービスモデルの実装を推進します。
会社名 | 株式会社スマートバリュー |
代表者名 | 取締役兼代表執行役社長 渋谷 順 |
所在地 | 大阪市中央区道修町三丁目6番1号 京阪神御堂筋ビル7階 |
設立年月 | 1947年6月 |
資本金 | 959,454千円(2022年6月末現在) |
上場市場 | 東証スタンダード市場(証券番号:9417) |
事業内容 | クラウドソリューション事業 |
ホームページ | https://www.smartvalue.ad.jp/ |