トピックス|自治体・大学・産業界が連携した「行政データ利活用プロジェクト」に継続参画

自治体・大学・産業界が連携した
「行政データ利活用プロジェクト」に継続参画

株式会社スマートバリュー(本社:大阪府大阪市、取締役兼代表執行役社長:渋谷 順、以下:スマートバリュー)は、大阪公立大学が主催し、大阪スマートシティパートナーズフォーラム(OSPF)、関西イノベーションイニシアティブ(KSII)と協働して、大阪における都市データ利活用の一層の促進及びデータ活用アプリケーション人材の育成を目標としたデータ利活用プロジェクトに昨年度(2023年度)に続き参画いたしましたので、お知らせいたします。

大阪公立大学では 2025年秋開設予定の森之宮キャンパスにおいて、好立地を活かした様々なデータ利活用の検討を進めており、大阪スマートシティ戦略と連携した「スマートユニバーシティ」の推進の中で、自治体や民間企業が保有するデータを活用し大学内でサービス化していくことを実践的に目指されています。

スマートバリューでは、自動車の動態データ取得、解析などのサービス提供から、まちの機能におけるデータを活用した社会課題解決型のサービス提供を推進してまいりました。

現在はデータ活用によるまちづくりへの参画を中長期的な戦略として位置付けており、各地のスマートシティ関連プロジェクトへの参加だけでなく、TOTTEI KOBEにおける回遊性の向上や地域経済の活性化への寄与、グラングリーン大阪における個人の健康情報(PHR)を活用したウェルビーイング向上のための事業への展開などを進めています。

今年度(2024年度)も、スマートバリューのデジタルガバメント事業にて自治体に提供しているCMS(※)を通じて収集した、流入キーワードやトレンド、アクセス解析などの個人を特定しない統計データを提供しました。

それらのデータも活用いただきながら、さまざまなアプリの開発が行われました。

成果発表会のプレゼンを経て、オーディエンス賞を獲得したのは、「街の住みやすさを可視化するアプリ」でした。

さまざまなオープンデータや、当社からの提供データを独自の指標化を行い、分析することで、住みやすさという定性的な評価を、データをエビデンスとして可視化するといった画期的なアプリでした。今後は、個人の趣味嗜好やライフスタイルを反映させることなど、将来的な発展も期待できる内容でした。

今回の行政データ利活用プロジェクトは、スマートバリューの中長期戦略とも合致するもので、引き続き、大阪公立大学および共催団体とも連携しながら積極的な実践モデルの創造を目指しています。

※ CMS
「Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム」の略で、Web サイトのコンテンツを構成するテキストや画像、デザイン・レイアウト情報(テンプレート)などを一元的に保存・管理するシステム

スマートバリューのデジタルガバメント事業では、自治体向け CLOUD SUITE「ガブクラ」のCMSを中心として、全国380以上の自治体に導入いただいています。スマートバリューが構築を支援した自治体のホームページは、2019年から5年連続で全国広報コンクールに受賞をしています。

<イベント概要>
イベント名:「データ利活用やってみよう!ハッカソン 2024」
開 催 期 間 :2024 年 10 月 12 日(土)~2024 年 11 月 16 日(土)
会 場 :QUINTBRIDGE 1F メインステージ(大阪市都島区東野田町 4 丁目 15)

主 催 :大阪公立大学
共 催 :関西イノベーションイニシアティブ(KSII)、大阪スマートシティパートナーズフォーラム(OSPF)、一般社団法人コンパクトスマートシティプラットフォーム協議会(CSPFC)
協 力 :NTT西日本 QUINTBRIDGE、株式会社スマートバリュー、住友電工システムソリューション株式会社、本田技研工業株式会社、株式会社Human Hub Japan、GONENGO LLC

<主催>
大阪公立大学
大都市大阪を牽引してきた大阪市立大学と大阪府立大学が融合し、2022 年 4 月に誕生した、学生数約 1 万 6 千人、15研究科という幅広い学問領域を擁する全国最大規模の公立総合大学。 これまでに培ってきた両大学それぞれの強みを活かし、多様な分野の学生が協同して能動的な学習を行い、グローバルに活躍できる人材を育成する。

<共催団体>
大阪府スマートシティパートナーズフォーラム(OSPF)
“大阪モデル”のスマートシティの実現に向けた推進体制として、大阪府、府内43市町村、企業、大学、シビックテック等と連携して2020年8月に設立した公民連携プラットフォーム。市町村が抱える地域・社会課題解決に向け、ICTを活用したサービスの実証・実装に取り組んでいる。
https://smartcity-partners.osaka/

関西イノベーションイニシアティブ(KSII)
公益財団法人都市活力研究所が創出エリア支援機関となり、経済産業省の「産学融合拠点創出事業(J-NEXUS)」に採択された事業を推進する組織。特徴ある大学の多彩な技術シーズを起点に、地域の社会課題を解決するソリューションや、ゼブラ企業(社会課題の解決により利益を生み出し成長するベンチャービジネス)の創出を目指す。
https://ksii.jp/

一般社団法人コンパクトスマートシティプラットフォーム協議会(CSPFC)
データ連携基盤(都市 OS)、個人情報管理、サービス管理 UI などスマートシティを始める為の最低限の機能と、企業から提供されるサービスを選び、組み合わせて住民向けサービスを開始できるプラットフォーム。
https://cspfc.info/

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株式会社スマートバリュー
〒541-0045 大阪府大阪市中央区道修町三丁目6番1号
京阪神御堂筋ビル7階(管理部)・14階(事業部)

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