自治体・大学・産業界が連携した
「都市データ利活用プロジェクト」に継続参画
株式会社スマートバリュー(本社:大阪府大阪市、取締役兼代表執行役社長:渋谷 順、以下:スマートバリュー)は、大阪公立大学が主催し、大阪スマートシティパートナーズフォーラム(OSPF)、関西イノベーションイニシアティブ(KSII)と協働して大阪における都市データ利活用の一層の促進及びデータ活用アプリケーション人材の育成を目標としたデータ利活用プロジェクトに昨年度(2022年度)に続き参画することとなりましたので、お知らせいたします。
【昨年度(2022年度)イベント「データ利活用ハッカソン」実施時の様子】
大阪公立大学では2025年秋の森之宮キャンパス開設を視野に、好立地を活かした様々なデータ利活用の検討を進めており、大阪スマートシティ戦略と連携した「スマートユニバーシティ」の推進の中で、自治体や民間企業が保有するデータを活用し大学内でサービス化していくことを実践的に目指されています。
スマートバリューでは、2008年からスタートさせた自動車の動態データ取得、解析などのサービス提供から、まちの機能におけるデータを活用した社会課題解決型のサービス提供を推進してまいりました。今後はデータ連携によるまちづくりへの参画を中長期的な戦略として位置付けており、各地スマートシティ関連プロジェクトへの参加や、神戸市、うめきた2期などでの実証実験への参画など着実にこの領域での事業を推進しております。
今回の都市データ利活用プロジェクトは、スマートバリューの中長期戦略とも合致するもので、大阪公立大学および共催団体とも連携しながら積極的な実践モデルの創造を目指しています。
昨年度(2022年度)は、公開されているオープンデータと協力企業が提供する個別データを用いて、ノーコード開発ツールを使った独自アプリの開発を進めてきており、その最終発表会が実施されました。スマートバリューは、自社で運営しているモビリティIoTサービスを通じて収集した、個人を特定しない統計データなどを提供いたしました。
今年度(2023年度)は、スマートバリューのデジタルガバメント事業にて自治体に提供しているCMS(※)を通じて収集した、流入キーワードやトレンド、アクセス解析などの個人を特定しない統計データを提供する予定です。この提供によって、利用者が探しやすい情報発信の在り方や自治体の政策判断に活かせるようなアイデアを期待しています。
スマートバリューのデジタルガバメント事業では、自治体向け CLOUD SUITE「ガブクラ」のCMSを中心として、全国 350 以上の自治体に導入いただいています。スマートバリューが構築を支援した自治体のホームページは、2019年から5年連続で全国広報コンクールに受賞をしており、令和5年も特選の受賞をいたしました。
https://www.smartvalue.ad.jp/news/6534
※CMS
「Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム」の略で、Webサイトのコンテンツを構成するテキストや画像、デザイン・レイアウト情報(テンプレート)などを一元的に保存・管理するシステム
<イベント概要>
イベント名:「データ利活用やってみよう!ハッカソン2023」
開催期間:2023年8月26日(土)~2023年11月11日(土)
会 場:QUINTBRIDGE 1F メインステージ(大阪市都島区東野田町4丁目15番82号)
キックオフイベントの申込先:https://enjoy-pda.connpass.com/event/285236/
ハッカソンの詳細:https://sites.google.com/view/enjoy-pda/
主 催:大阪公立大学
共 催:関西イノベーションイニシアティブ(KSII)、大阪スマートシティパートナーズフォーラム(OSPF)、一般社団法人コンパクトスマートシティプラットフォーム協議会(CSPFC)
協 力:NTT西日本(QUINTBRIDGE)、 大阪市高速電気軌道株式会社(Osaka Metro)、株式会社スマートバリュー、株式会社電通、住友電気工業株式会社、株式会社Human Hub Japan、GONENGO LLC
<主催>
大阪公立大学
大阪公立大学は、大都市大阪を牽引してきた大阪市立大学と大阪府立大学が融合し、2022年4月に誕生した、学生数約1万6千人、12学部・学域という幅広い学問領域を擁する全国最大規模の公立総合大学です。 これまでに培ってきた両大学それぞれの強みを活かし、多様な学部・学域の学生が協同して能動的な学習を行い、グローバルに活躍できる人材を育成します。
https://www.omu.ac.jp/
<共催団体>
大阪スマートシティパートナーズフォーラム(OSPF)
大阪府、府内43市町村、企業、大学、シビックテックなどで2020年8月に設立した公民連携プラットフォーム。市町村が抱える地域・社会課題解決に向け、ICTを活用したサービスの実証・実装に取り組んでいる。
https://smartcity-partners.osaka/
関西イノベーションイニシアティブ(KSII)
公益財団法人都市活力研究所が創出エリア支援機関となり、経済産業省の「産学融合拠点創出事業(J-NEXUS)」に採択された事業を推進する組織。特徴ある大学の多彩な技術シーズを起点に、地域の社会課題を解決するソリューションや、ゼブラ企業(社会課題の解決により利益を生み出し成長するベンチャービジネス)の創出を目指す。
https://ksii.jp/
一般社団法人コンパクトスマートシティプラットフォーム協議会(CSPFC)
データ連携基盤(都市OS)、個人情報管理、サービス管理UIなどスマートシティを始める為の最低限の機能と、企業から提供されるサービスを選び、組み合わせて住民向けサービスを開始できるプラットフォーム。
https://cspfc.info/
- 会社概要
会社名 | 株式会社スマートバリュー |
代表者名 | 取締役兼代表執行役社長 渋谷 順 |
所在地 | 大阪市中央区道修町三丁目6番1号 京阪神御堂筋ビル7階 |
設立年月 | 1947年6月 |
資本金 | 1,044,944千円(2023年3月末現在) |
上場市場 | 東証スタンダード市場(証券番号:9417) |
事業内容 | クラウドソリューション事業 |
ホームページ | https://www.smartvalue.ad.jp/ |