「ブロックチェーンツナグプラットフォーム」サービス開始のお知らせ

2017年02月28日

ブロックチェーンツナグプラットフォーム ロゴ画像

株式会社スマートバリュー(本社:大阪市西区、代表取締役社長:渋谷 順)とシビラ株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役社長:藤井 隆嗣)は、IoTや既存サービスとブロックチェーンをつなぐ「ブロックチェーンツナグプラットフォーム」を2017年2月28日付で開始することとなりましたのでお知らせいたします。

ブロックチェーンツナグプラットフォーム サービスイメージ図

▲サービスイメージ図

 

1.両社の特長

株式会社スマートバリューは、全国の自治体に向けた地域情報クラウドと、祖業の自動車関連事業から発展させたモビリティ向けM2M/IoTサービス「CiEMS 3G」(注1)、モビリティ向けIoTプラットフォーム「クルマツナグプラットフォーム」(注2)など、新たな社会システムを提供しています。

シビラ株式会社は、暗号技術と分散型合意形成アルゴリズムにより、情報の改ざん、不正を不可能なものとする“ブロックチェーン技術”の開発を行うスタートアップ企業です。

シビラ株式会社は、データベースとしての使用に耐える独自開発ブロックチェーン「Broof」(注3)を提供しており、週刊東洋経済(2017年2月18日号)で「有望ベンチャー62社」に選出されるなど、その技術は市場から高い評価を受けています。

 

2.「ブロックチェーンツナグプラットフォーム」について

「ブロックチェーンツナグプラットフォーム」は、「ブロックチェーンをもっと身近に」をミッションに、シビラ独自ブロックチェーン「Broof」を用いて構築しております。

既存のサービスやIoT機器を、ブロックチェーン「Broof」の特性を活かしたサービスやプロダクトへ容易に且つ迅速に開発することが可能となるプラットフォームサービスとなります。

それらのデータをブロックチェーン上に記録することによって、IoTデータのセキュリティーの向上や、IoT機器の認証の信頼性を向上させた上で単純化することなどが可能となります。

 

「Broof」の特性の一例

改ざんできない仕組みの構築

•  スマートコントラクト(注4)の導入
•  安心安全な通信/認証/取引/決済
•  異なるIoTデバイスデータを簡単にマージ
•  ブロックチェーンデータの解析

 

株式会社スマートバリューは、「ブロックチェーンツナグプラットフォーム」を活用した新たなプロジェクトを初年度で約10件立ち上げ、今まで解決できなかった社会問題解決を目指すことを目標としております。

 

 

3.活用想定について

(1) ブロックチェーン技術でテレマティクス(注5)データのセキュリティー向上を推進します。
  危険運転の証憑としてテレマティクスデータが有効になる事や、堅牢性の高いテレマティクスデータによる損害保険の実現を目指して、実証実験/機能開発を想定しています。

(2) ブロックチェーン技術による地域通貨とテレマティクスデータを組合せ、運転していることに価値を見いだせる場合、地域通貨が付与されるような仕組みを想定しています。移動すること、移動の助けを支援することで地域活性に貢献するサービスをイメージしています。

(3) 地方自治における合意形成や、医療費の削減に繋がるヘルスケア分野と地域通貨を連携させるような、新たな社会システムの開発などを想定しています。

 

 

(注1)「CiEMS 3G(シームス スリージー)」
 車載機に内蔵された通信機能やGPSで、車両の走行情報や燃費情報などをクラウド上で管理できるサービス。
 CiEMS 3G サービスサイト:https://www.ciems.jp/ciems_3g/index.php
 

(注2)「クルマツナグプラットフォーム」
 動態管理用のサービスおよびアプリケーションを構築しやすくするためのプラットフォーム。
 「クルマツナグプラットフォーム」サービスサイト:https://www.ciems.jp/iot_platform/index.php
 

(注3)「Broof」
 データベースとして利用できる高パフォーマンスで解析に強いブロックチェーン。詳しくは下記ページをご覧ください:http://sivira.co/#products

(注4)スマートコントラクト
 契約の自動化を実現する仕組みです。承認された契約は自動的に決行され、不正が行われることはありません。 これにより、今まではサービスや企業、政府といった中央集権を信用しなければ行えなかった取引や契約などを本人同士で行うことができるようになります。

(注5)テレマティクス
 テレコミュニケーション(Telecommunication=通信)とインフォマティクス(Informatics=情報工学)を用いた造語であり、一般的には自動車や輸送車両などの動態に携帯電話等の移動体通信システムを利用してサービスを提供することの総称。

 

参考資料

 会社名    :株式会社スマートバリュー
 代表者    :渋谷 順
 所在地    : 大阪市西区靭本町2丁目3番2号
 設立年月日 :1947年6月
 HP    : https://www.smartvalue.ad.jp/

 

 会社名     :シビラ株式会社
 代表者     :藤井 隆嗣
 所在地     :大阪市西区
 HP    :http://sivira.co/

 

お問合せ先

株式会社スマートバリュー 経営企画Division 財務企画グループ
 担当者:藤原(フジハラ) ・ 楠原(クスハラ)
 TEL  : 06-6448-1711
 FAX  : 06-6448-1722
 mail  :ir-ml@g.smartvalue.ad.jp
 お問い合わせ

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株式会社スマートバリュー
〒541-0045 大阪府大阪市中央区道修町三丁目6番1号
京阪神御堂筋ビル7階(管理部)・14階(事業部)

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