2022年7月27日にリリースしていた、大阪公立大学が主催する「データ利活用ハッカソン」の最終発表会が2023年3月11日QUINTBRIDGEで開催されました。
この「データ利活用ハッカソン」は、大阪公立大学が主催し、大阪スマートシティパートナーズフォーラム(OSPF)、関西イノベーションイニシアティブ(KSII)と協働して大阪における都市データ利活用の一層の促進と、データ活用アプリケーション人材の育成を目標としたデータ利活用のためのプロジェクトです。
2022年度は、公開されているオープンデータと協力企業が提供する個別データを用いて、ノーコード開発ツールを使った独自アプリの開発を進めてきており、その最終発表会が実施されました。
スマートバリューは、自社で運営しているモビリティIoTサービスを通じて収集した、個人を特定しない統計データなどを提供いたしました。
最終発表会では、アプリ・ソフトウェア開発の経験のない方々が中心になり、ノーコード開発ツール(Glide)を使って開発したさまざまなアプリの発表が行われました。
不法投棄の抑止につながるアプリや、散歩の促進やイベント等のコミュニティへの参画を促すアプリなど、社会課題の解決につながるものやウェルビーイングの向上に資するサービスが目立ちました。
当社が提供した、急ブレーキなどの危険運転の多発地点(ヒヤリハット)情報をもとに、安心・安全なこどもの通学・通塾ルートを提案したり、Google Earth上でわかりやすく共有できるアプリへの活用が発表されました。
今回のプロジェクトの目標である、大阪における都市データ利活用の一層の促進と、データ活用アプリケーション人材の育成という点において、非常に有意義なプロジェクトでした。
スマートバリューとしてもデータ利活用による社会課題の解決の有用性を改めて感じることができました。
また、今後も本プロジェクトへの協力を継続するとともに、産・官・学・民の連携を通じてSMART VALUE Group Visionでも掲げている主体的なまちづくりへの参画、関係人口のエンゲージメント、シビックプライドの醸成を実現するためのまちの自律と真の地方創生の推進に尽力してまいります。
【最終発表会の様子】