ホームページリニューアルで何が変わった?大和高田市のSMART L-Gov CMS導入事例

松山

こんにちは!スマートバリュー広報担当の松山です。
弊社サービスの導入事例インタビュー第1弾をお届けします!

今回は、自社サービス「SMART L-Gov CMS※」を導入いただいている大和高田市様にお話を伺いました。

※「SMART L-Gov CMS」とは
350以上の自治体様で導入いただき、全国トップクラスのシェアを誇る自治体専用CMS。CMSとはホームページのコンテンツを構成するテキストや画像、デザイン・レイアウト情報(テンプレート)などを一元的に保存・管理するシステムのことです。スマートバリューが構築を支援した自治体様のホームページは、2019年から5年連続で全国広報コンクールにて受賞をしており、令和5年も特選の受賞をいたしました。
https://www.smartvalue.ad.jp/news/6534

お話を伺った方

大和高田市 企画政策部 広報広聴課 課長  武田厚史 様

広報広聴課では、主に市政の広報施策の企画や観光交流事業の推進を担当。 広報施策としては、X(旧Twitter)やLINEなどのSNSを活用し、行政情報や災害速報、イベント情報など市民が欲しい情報を適時・的確に届ける体制の構築に尽力。また姉妹都市提携を結ぶオーストラリア・リズモー市との60周年記念事業を控え、国際交流の推進にも力を入れている。

 

コロナ禍でホームページの課題が浮き彫りに

 

■どのようなきっかけでホームページをリニューアルされましたか?

前回のリニューアルは2010年度で、すでに運用開始から10年が経過していました。その10年間でスマートフォンの普及やウェブアクセシビリティの強化など、ホームページを取り巻く環境が大きく変わっており、市民からも「ホームページが見づらい・情報が分かりにくい」といった意見をいただくことが増えていました。

そんな中でもなかなかリニューアルには踏み切れなかったのですが、大きく舵取りをするきっかけとなったのが「新型コロナウイルスの蔓延」ですね。特別定額給付金の情報など広報誌では追い付かない迅速な情報発信が求められるようになった中で、課題感が大きく浮き彫りになりました。

 

■ホームページについてどんな課題を抱えられていましたか?

旧ホームページでは、トップページのバナーを職員が編集できない仕様になっていました。事業者にお願いするしかなかったのですが、その当時は事業者側も全面テレワークになっていて、反映に2週間程度かかってしまうこともありました。

また操作性の面では、HTMLのタグの知識がないと思うような更新ができない仕様になっていたことが難しかったです。職員側がいろいろとデザインを考えても、想像通りの更新ができずかなり苦労しました。「迅速な情報発信」を目指す我々にとって、これらは大きな課題でしたね。

 

カテゴリ構成とデザインを一新、
情報が探しやすく大和高田市らしさを表現できるホームページへ

 

■リニューアル後の反響はいかがでしたか?

まずは情報整理ができたことによって、ホームページ全体がすっきりしました。
あと、スマートバリューが手掛けるホームページはデザインが良いんですよね。大和高田市というと「桜」というイメージが強いので、それを表現するピンク色にはこだわりを持っていたんですが、旧デザインは少し目がチラつくような濃いピンク基調だったんです。スマートバリューからは、少し色を落とした優しいピンク色をご提案いただけたので、柔らかさが加わって親しみが持てるデザインになりました。市民の皆さんにも喜んでいただけている点かと思います。

 

■情報の探しやすさに関する反響はありましたか?

カテゴリ分けのコンサルティングをしていただいたことで、知りたい情報にたどりつきやすくなったと感じています。スマートバリューはいろんな自治体の実績をお持ちなので、これまで蓄積したノウハウをもとにメニュー構成やページの配置をご提案いただけたことが非常に助かりました。

 

職員の業務負荷軽減と適切な情報発信も実現

 

■職員の皆さまの操作面についてはいかがでしょうか?

職員の操作面においても向上しています。IT知識のない人でも感覚で操作できるような仕様にしていただけているので、とても助かっています。
画像のアップロード方法も分かりやすくなりましたし、キャプション設定ができることも非常に良いですね。また、旧ホームページは公開予約の設定ができなかったため、情報公開時には閉庁後でも職員が張り付いて操作しないといけないという手間が発生してたので、公開予約ができることも有難いです。
スマートバリューで提供していただいているサービスはかゆいところに手が届くというか、想定していた以上に機能が充実していて大変助かっています。

 

■その他、リニューアル後の効果を感じられている部分はありますか?

LINE配信がセグメント毎に配信できるようになったことで、届けたい人にダイレクトに情報を届けられるようになった点が大きな効果ですね。それがホームページやCMSと連携していることも大変助かっています。欲しい情報をダイレクトに届けることができたことで、市民の皆さまからも「LINE見たよ」という声をいただくことが多くなりました。

2021年に完成した大和高田市役所・新庁舎のエントランスにて

今後は更なるCMSの活用に取り組んでいく

 

■最後に、今後取り組んでいきたいことや弊社に期待することはありますか?

ホームページでの情報発信はもちろん大事だとは考えているのですが、若い人はSNSが主流になっているため、若い人には情報が届けられていないのではないか?という課題を感じています。ホームページに関しては良いツールをご提供いただけているので、市としては今後SNSを活用した情報連携の強化などに積極的に取組んでいきたいと考えています。

ホームページの活用や運用に関しては、国内トップクラスの実績をもっているスマートバリューの強みを活かして、これからも様々な事例やノウハウについて情報共有していただくことを期待しています。単なるリニューアルにとどまらず、より良いホームページにできるよう一緒に協力できれば嬉しいです。

 

市民への情報発信に対する武田様の熱い想いをお聞きすることができ、我々も大きな刺激を受けました。
大和高田市民の皆さまへのよりよい情報発信と職員様の業務負荷削減を目指して、これからも全力でお手伝いさせていただきます!

※SMART L-Govについて詳しく知りたい方はこちら

松山
松山
社長室・人財戦略Groupに所属。
広報と中途採用をメインで担当しています。
趣味はゴルフと料理。
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