
【イベントレポート】マイナス10℃以下の環境で焼肉を楽しむクレイジーなイベントに参加してみた
当社は子会社のノースディテールと合同で、2023年5月、北海道北見市に北見オホーツク事業所を設立し、北見市と企業立地協定を締結しました。
https://www.smartvalue.ad.jp/news/6570/
合わせて、北見地域DX推進ラボにも加盟し、北見の地域社会全体でのDX推進による経済発展や、ウェルビーイングの向上を目指す活動を行っております。
https://local-iot-lab.ipa.go.jp/lab?k=kitami-city-iot
北見市役所では、全国で先駆けて書かない窓口システムを実装・導入するなど、行政DXにおいても非常に先進的な取り組みをされていらっしゃいます。
このモデルはデジタル庁においても優良事例として取り上げられており、全国のその他の自治体にも広がっています。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/menubook/0009.html
そんな北見市で年に1回開催されている「北見厳寒の焼き肉まつり」に参加しましたのでレポートします。
目次
焼肉の町、北見
人口あたりの焼肉店の数が北海道で一番多いのが北見市です。
かつて屠畜場が北見市にあり、新鮮なお肉やホルモンが手に入りやすいことから、ホルモンを中心とした北見焼肉が広がったと言われているそうです。
ちなみに北見では、牛ハラミのことを「サガリ」と呼びます。
北見焼肉のインフルエンサー、ヤキニキスト:西野寛明氏が語る北見式焼肉の3か条は下記の通りです。
特徴① 味付け無しのサガリとホルモン
特徴② 七輪と炭火で焼く
特徴③ 生ダレと塩コショウで味付け
https://hokkaicom.wixsite.com/yakinikist
北見焼肉を全身で味わう 厳寒焼肉
そんな北見焼肉を全身で味わうことができるイベント、それが「北見厳寒焼き肉まつり」(通称:厳寒焼肉)です。
北見で真冬に、大勢で、屋外で焼肉を食べる、そんなクレイジーなイベントです。
2000年から開催されており、今年で25回目!
コロナ期間中は少し規模を縮小していたそうですが、今年からフルサイズの2000人規模のイベントに復活しました。
開会式では、聖火台ではなく七輪に火をくべてスタートします。
ご覧の通り、ガッツリ大雪の夜でしたので、最高の環境です。
入場券は前年の11月29日(イイニクの日)から発売され、すぐ売り切れてしまう人気イベントです。チケット入手が間に合って本当に良かったです。
1チケットで、4名分の食材(サガリ・豚肩ロース・ホルモン各400g+塩コショウ+割り箸+タレ皿、焼酎とソフトドリンク飲み放題)がセットになっており、これを受付で受け取って、所定の座席で一つの七輪を使って楽しみます。
つまり、500台の七輪が一気に稼働することになります。
2000人のヒトの熱気と500台の七輪の煙で真っ白です。
事前に「寒いだけではなく、服が駄目になるので気をつけろ」と、北見の方から言われていた通り、風向きによっては燻製のごとく燻されてしまいます。
準備ができたら、いよいよ焼いていきます!
まずはメインのサガリから!
ご飯もおかわり放題となっていますので、オンザライスでいただきます。
柔らかくて、肉の味をしっかり感じることができます。美味しいです!
続いてホルモン!
会場がどうしても少し暗いので、焼き具合の見定めが重要になってきます。
プリプリです!
そしてこれも生産量日本一の北見の名産品、玉ねぎ!
ゆっくり焼いて甘みを引き出す、というヤキニキスト直伝の焼き方でいただきます。
ちなみに、開会時は大雪でしたが、運が良く雪はやみました。
ただ、夜が更けるにつれ着実に気温は下がっていき、マイナス10℃~マイナス13℃くらいでした。最高の環境です。ありがとうございます。
さすがに2時間を越えたくらいから、体の芯まで冷えてきます。
暖を取るための焚き火もありますが、離れると約5秒でまた芯が冷えてしまいます。
2時間半ほど経って、食材も食べきったところで、焼肉の美味しさと、七輪の煙、北見の厳寒を全身で堪能することができたので、撤退!
最後にヤキニキスト(右から2番目)を囲んで記念撮影!
地域エンゲージメントについて
ご縁をいただき、昨年から北見に事業所を開設し、北見地域DX推進ラボの活動や市役所の皆さんとDXに向けた検討を進めるため、何度か北見を訪問をしています。
いろいろな形で関わりが増えてくることで、自然と北見という地域へのエンゲージメントが高まっていることが、自分自身でも実感します。
社内のメンバーやグループ会社のメンバーだけでなく、お取引先などの社外の方を北見へお呼びして、「良い場所でしょ!」と無意識に北見のプレゼンをしてしまうこともあります。
こういった形で、対象の地域のエンゲージメントが高まったヒトが、アンバサダー的に他のヒトにも紹介して、面を広げていくといった、ごく自然な関係人口の増加、地域エンゲージメントの向上への寄与というのが、自分たちができる地域への貢献のひとつではないかと実感しています。
そしてそんな北見地域DX推進ラボの取り組みが一つ、リリースされました!
焼肉ハッカソン、2024年3月19日-20日開催!
(そのまんま直球ーー!!)
ですが、焼肉をテーマにしたハッカソンではありません。
具体的なテーマについては当日に発表予定ですが、地域の魅力発信や課題解決に向けたイノベーション創出を目指すハッカソンとなります。
インプットとしては、地域資本主義や環境やまちづくり、スマート農業の取り組みなど幅広い内容を予定しています。
さらに!カーリング体験や、今回ご紹介した「厳寒焼肉」のコンパクト版もプレイベントとして前日夜に実施予定です。
本記事をご覧いただいて、厳寒焼肉が気になったあなたも、コンパクト版に参加可能です。
ぜひ下記ページから詳細をご確認ください!
https://www.facebook.com/events/409686024850965/

- うえの
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デジタルガバメント事業部門のゼネラルマネージャー。
スマートシティや行政DX、ヘルスケアなども担当。
ビール、焼肉、ラーメンがすき。