ライトニングトーク会についてインタビューしました! -前編-

おのでら まな

こんにちは!インタビュアーのおのでらです。
昨今、IT業界でよく用いられる「ライトニングトーク会(以下、LT会)」。
しかし、それぞれの組織で実施内容が異なることがほとんどです。
今回はスマートバリュー UXデザインチームで実際に行われている「LT会」について前編と後編に分けてまとめました。前編では、主催者である武田さんにインタビューを実施しました。

   人物紹介

   武田なおこ

2017年7月に入社し、スマートバリューへ入社して6年。
コーダーを4年経験したのちに、ディレクターへ転身。
2022年よりチームリーダーへ昇格し、チームの柱としてご活躍。

LT会とは

LT会とは、LT=ライトニングトーク(Lightning Talk)の略で、Lightning”は英語で”稲妻”という意味があり、”稲妻トーク”の名の通り、LTは「短いプレゼンテーション」のことです。トークテーマは業務に関係あってもなくてもよく、チーム内や参加した方との交流を図る場として取り組むことが一般的です。10年ほど前から注目されており、IT関連の勉強会などでは最初にアイスブレイクのようなかたちでLTがあって、そこから本番に入っていくことが多いです。

 

 

目的ときっかけ

UXデザインチームの構成はディレクター、コーダー、デザイナーの三つに分かれています。ディレクターは直接お客様との交流や人前でお話することが多いですが、コーダーやデザイナーはパソコン作業が主になり、そういった機会がほとんどありません。そのため、人前で話すことに慣れる場を作りたかった、というのがきっかけです。

 

話をするということは、一旦自分の中で咀嚼して伝える・まとめる作業があるのでそういった力も一緒に身につけられます。一般的には「交流がうまれる」ことを目的にすることが多いですが、自チームでは「人前で話すことに慣れる」「伝える・まとめる力がつく」「自分の意見がアピールできる」などのスキルアップの場をつくりたいという想いからLT会の実施に至りました。

 

メンバーそれぞれがプロジェクトに対して自分の意見を発言する場が少なく、「ここはこうしたらいいんじゃないか」、「私はこう思っています」などの提案や意思をアピールできる場にしたいと思いました。

 

主催者の私が「みんなの意見をききたい」というのが一番大きいかもです(笑)
UXデザインチームはグループ会社であるノースディテールの方が人数が多いチーム構成となっています。なかなか直接お会いすることがないのでどういう方なのか、どういう考えをもっているのかが見えにくく、壁を感じていました。LT会の実施によって、お互いの距離を縮めることができればよいと考えました。

 

 

効果

8月からスタートして、月一回の頻度で5回開催してきました。少ない実績ではありますが3回目のLT会終了後、参加者にアンケートをとってみました。

 

視聴者側へのアンケートでは、
Q、登壇したメンバーについて、新しい気づきはありましたか?
答えは、100%「はい」でした。

 

「登壇者の発表をきいて刺激をうけた」や、スマートバリューは自治体の業務がほとんどなので、様々な自治体のふるさと納税サイトの制作に携わってきました。”どこのふるさと納税が魅力的か”がトークテーマの際は、関わった自治体にふるさと納税をした話や、全然業務に関係ないと思えるトークテーマでも業務につながった感想をもらっています。

 

そのほか、自分が関わらない分野の領域の話をきけて興味が広がりましたとの感想をもらえたり、デザイナーのスライドデザインがとてもきれいで刺激をうけたなど好意的な意見が多かったです。
ディレクター、コーダー、デザイナーそれぞれの職種の方が集まるUXデザインチームならではのLT会が開催できている実感があります。

 

ただ、「登壇してみたいですか?」の質問に対しては、半分以上がいいえでした(笑)
まだまだ引っ込み思案な部分が多いので、登壇者を募るときに積極的に手が上がることが少ないのが現実です。ノースディテールの方はどこまで手をあげていいのかわからないと思いますし、遠慮されていると感じることもあるので、直接声をかけてみたら、意外とやります!といってくれることが多いです。皆さん依頼すれば登壇してくれますし、遠慮や無意識にある壁を取っ払ってフラットな関係で実施したいです。

 

登壇者へのアンケートでは、
Q. 登壇してみて資料作成や発表は楽しかったですか?
答えは、100%「はい」でした。

Q. 登壇して何か得るものはありましたか?
答えは、「はい」がほとんどでした。(1人だけいいえ)

 

スライド作成するだけでも良い勉強、経験になりますし、どんなまとめ方ができるのかを知ることができます。業務と関係ない話でも無駄じゃないプロセスだと思います。繁忙期が終われば隙間を見つけて開催したいです。

 

 

今後の課題について

挙手制にしているのですがなかなか手があがらないところが課題です。
私が目指すのはみんなが積極的に手をあげるようになることですし、「人前ではなすことに慣れる」「伝える・まとめる力がつく」「自分の意見がアピールできる」という目的もまだまだ達成できていないので、引き続きLT会を続けてスキルアップを図っていきたいです。
チーム内の朝会でアイスブレイクの時間を設けていて、そこから話題を発展させられたらみんながもっと挙手しやすくなるのではとの意見をもらっています。今後はそのあたりも発展させて、間口を広げてチーム内だけではなく、他のチームメンバーにも参加してもらいたいです。

おのでら まな
おのでら まな
デジタルガバメント事業の開発部門所属。
事務兼ライターを担当。
趣味は夏フェスと旅行です。
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