
【地域の魅力 まるごと体験レポ】「岩手県 宮古市」の魅力をお伝えします!
スマートバリューでは、全国300以上の自治体様のホームページ制作に携わっていますが、WEBディレクターが実際に現地に訪問した際、いつも、そのまちの魅力をたくさん感じています。
その魅力を皆様にお伝えしたい!という思いで体験レポを作成しましたので、是非ご覧ください!
今回訪れたまちは岩手県宮古市。
宮古市は、本州最東端の場所に位置し、三陸リアス式海岸の美しい風景が広がるまちです。
自宅からの移動を含めて1泊2日で巡ります。
宮古市ホームページ(https://www.city.miyako.iwate.jp/)
地図:
1日目
8:00
朝、家を出て最寄り駅から電車に乗り、東北新幹線に乗り継ぎ岩手県盛岡駅へ。盛岡駅からは日中はほぼ1時間おきに宮古市行きのバスが出ているので便利です。
13:30
宮古駅に到着。駅前でレンタカーを借りて移動します。
現地に着いてから昼ご飯を食べようと思っていたので、まずはご飯屋さんへ。
14:00
田老地区にある道の駅たろうの敷地内にある善助屋食堂さん。
こちらのお店の名物は、どんこ唐揚げ丼です。どんことは、別名エゾイソアイナメという名前の魚で地元では有名な魚だそうです。
どんこ唐揚げ丼と、ワカメたっぷりのラーメンが両方食べられるセットを頼みます。名物料理と、海産物も堪能できるスペシャルなセットです!
店内のお客様を見てみると、同じメニューを頼んでいる人がとても多く、名物なことが分かります。
どんこの唐揚げは、中はふわふわ食感の白身魚でどんどん箸が進みます。この丼には温玉も乗っていて間違いない味です。
ラーメンに入っているワカメは肉厚で食べ応え十分。
ふわふわ食感としっかり食感の両方を楽しめるセットで、頼んで良かったです!
15:00
ご飯を食べたばかりですが、気づくと3時のおやつの時間に。甘いものは別腹ですよね。
道の駅たろうのすぐ目の前にあるお菓子屋さん、田中菓子舗さんへ。
こちらのお店はかりんとうが名物で、市内のお土産屋さんで宮古名物のお土産として必ず置いてある田老かりんとうの本店です。
全て手作業で作っているという田老かりんとう。うず巻きの形が特徴のかりんとうは、甘いだけではなく、宮古の塩も入っているのが特徴。甘さとしょっぱさが両方入っている食べ物は飽きなくて、食べ始めたら止められません!
田中菓子舗(https://www.tanakakashiho.jp/)
15:30
この田老地区、実は東日本大震災の津波で大きな被害があった場所なんです。
道の駅たろうのすぐ近くには、たろう観光ホテルという建物が残されているのですが、こちらは津波の甚大な被害を後世に残すために保存されている建物です。
建物の2階までは柱以外は全て無くなってしまっています。3階も被害を受けていることが分かりますが、4階以上は全く被害を受けていないように見えます。
津波の威力と共に、津波の時には高いところに逃げることが重要ということも分かります。
16:00
この近くの海岸には県指定天然記念物の三王岩があり、その名の通り3つの大きな岩が力強く立っています。
この岩の形は波や風によって作られたものですが、大きな津波でも倒れなかったということからもその強さが分かります。
18:00
いったん今日泊まるホテルへ戻って、夜ご飯を食べに外に。
宮古漁港は本州でも有数の港で、中でも鱈は本州屈指の水揚量を誇ります。
この宮古の鮮度の良い鱈で作られたタラフライが絶品と聞き、調べたところ市内の居酒屋で食べられるそうなので近くの居酒屋に。
揚げ立てのタラフライ、とっても美味しそうです!
では、実際に食べてみます。サクッとした衣と、その中には柔らかく甘味がある身が入っていて、まさに絶品!これは何個でも食べられます。
2日目
6:00
早朝、ホテルを出発して、三陸を代表するスポット浄土ヶ浜へ。
なぜこんなに早く出発するのかというと、訪問した秋の時期はこれからの時間に日の出が出るからです。太平洋に面した宮古市は日の出がとてもキレイに見える場所です。
展望台から見える朝日に照らされる浄土ヶ浜、とてもキレイです。早起きしたかいがありました。
この浄土ヶ浜、まるで極楽浄土のようだ、ということから付けられた名前ということで、実際に見てみると、確かにこれが極楽浄土なのか、と感銘を受けてずっと見ていられる景色です。
7:30
続いては、宮古市魚菜市場へ。朝6時半から営業している市場です。
中には、三陸沖で取れた魚介類を売っているお店がたくさんあり、また、地元農家さんの野菜の直売所もあって、普通のスーパーとは違い、とても活気があって朝からワクワクする場所です。
宮古市魚菜市場(https://www.gyosai.jp/)
9:00
浄土ヶ浜に再び戻ってきました。
宮古うみねこ丸という遊覧船に乗るためです。
この宮古うみねこ丸、2022年7月に運航を開始した新しい船で、宮古市のシンボルカラーである「浄土ヶ浜エターナルグリーン」の色の素敵なデザインの船です。
先ほどの展望台の遠くから見る景色とは違い、浄土ヶ浜を近くで見ることができます。陸の方からは見えない太平洋に面した側で波に削られたダイナミックな姿を見ることができます。
しかもこの船、一緒にガイドさんが乗り詳しく説明もしてくれるところがとても良いです。
これは船の上から海の一部を撮った写真なのですが、まさにうみねこ丸のようなエターナルグリーンの海が広がっています。
船の名前の通り、うみねこも船のすぐ近くに寄ってきてくれました。船の中ではうみねこのエサも売っているので、それが大好物のようです。
宮古うみねこ丸(https://www.jodo-yuransen.jp/)
11:00
浄土ヶ浜に最も近いレストラン、浄土ヶ浜レストハウスへ。
ここでは宮古名物の瓶ドンが食べられます。
瓶の中に海産物がたっぷり詰まっています。見た目のかわいらしさと、それに似つかわしくない豪華さが両方あって、テンションが上がります!
瓶から海産物を取り出して、ご飯の上にかけると、
ドーン!
とても豪華な海鮮丼の出来上がりです。
このレストハウス、浄土ヶ浜の風景を眺めながら食べることができ、景色も料理もごちそうです。
浄土ヶ浜レストハウス(https://jyodogahama.jp/)
12:30
宮古駅に比較的近い道の駅みやこ(シートピアなあど)にやって来ました。
この道の駅では、宮古のお土産や海産物なども購入することができます。
キレイな海のような青い色をしたご当地ソフトクリームも食べることができますよ。甘味の中にちょっとだけ塩味が効いていてサッパリと食べられます。
道の駅みやこ(シートピアなあど)
(https://oasis385.jp/)
13:30
宮古市に2日間滞在し、名勝地、グルメ、お土産と色々堪能して大満足で帰宅の途につきます。また訪問したい魅力たっぷりのまちでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の体験レポもお楽しみに!
- WEBディレクター's